日本の平均寿命

 

WHOが発表した2020年版の世界保健統計(World Health Statistics)によると、平均寿命が最も長い国は日本で84.2歳だった。

2位はスイスで83.3歳。 トップと約1歳の差がある。

 

平均寿命が80歳を超えている国は28カ国。 ランキング上位はヨーロッパの国が多く、

アジアでは日本の他、シンガポール

韓国が上位にランクインしている。

 

男女別では、男性はスイスが81.2歳、女性は日本が87.1歳でそれぞれ1位となっている。

日本の女性は2位のフランスに1歳以上の差をつけている。 日本の男性は81.1歳で2位。

 

平均寿命が最も短い国はレソトで52.9歳。 ただし、統計データがない国を除く。

世界全体の平均寿命は72.0歳。 そのうち男性が69.8歳、女性が74.2歳となっており、女性の方が寿命が長い。

 

日本人が長寿になった?

 

現代の典型的な日本人の食生活では、植物性食品や魚の摂取に加え、ほどほどに西洋式食、つまり肉・牛乳・乳製品を取り入れることによって、日本での長寿に関連している可能性があるとしている。