なぜ沖縄の平均年収は少ないのか

沖縄県の平均年収は 3773千円で全国46位

それに比べ東京都の平均年収は6155,600円全国で1位。なぜこんなにも年収の差があるのか?

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それではここから、沖縄の平均給料が安い理由を3つご紹介していきます。

 

理由パート、アルバイトなど非正規雇用の割合が高い?

 

沖縄の平均の給料が、全国平均よりも安い理由の1つとして、パート、アルバイトなどの非正規雇用で仕事をしている人が多いということが挙げられます。正規雇用だと年齢や勤続年数とともに給料が増加してく場合が多いですが、非正規雇用では横ばいになりやすいです。沖縄で非正規雇用の割合が多い理由として、沖縄での生活は近隣に住む人や地域との結びつきが強い傾向にあり、学校行事や地域の行事などがあるため、共働きや責任と労働時間の増える働き方を選びづらいという事情もあります。ただ、近年沖縄では働き方改革に取り組んでいる企業も多く見受けられるので、改善しつつあると考えられる。

 

理由沖縄県内での製造業の比率が少ない。

 

沖縄大学の研究によると、製造業の割合が高い都道府県は一人当たりの平均所得も高いという結果が出ています。特に、精密機械などは付加価値が高く、それらの関係の工場や会社に従事する人は給与は高くなります。

沖縄県では、県内で製品を製造しても高い輸送費がかかることから、製造業があまり発展していません。そのため、沖縄での平均給与はほかの県と比べ低いと考えられます。

 

理由労働生産性沖縄県ならではの課題も

 

沖縄大学の研究によると、2015年度の沖縄県労働生産性は全国平均を100とすると73.7の水準。都道府県別では46位という結果に。

特に、沖縄県で多いサービス業が全国平均よりもマイナスになっていることが、都道府県別のランキングで46位という結果になった大きな要因とかんがえられる。